こんにちは。東京事務所の平林です。
さて,今回は,法廷内のご紹介から始めます。
刑事手続の法廷は,上記のようになっています。
まずは,裁判員① このブログをご覧くださっている方の中に,選ばれた方もいらっしゃるかもしれませんね。
裁判員は,裁判官とともに,検察官が明らかに被告人の有罪を立証できているかを判断し,有罪の場合量刑(懲役〇年等)を判断します。
次に,②補充裁判員 こちらの方々は,裁判の途中で参加できなくなった裁判員の代わりとなる予備の人たちです。
裁判官③ 原則は3人です。
裁判長1名(中央で,最も経験が長い)・右陪席(向かって左,中堅どころ)・左陪席(向かって右,裁判官になったばかりの若手)
④被告人 犯罪を犯した疑いのある人です。起訴される前は「被疑者」起訴された後は,「被告人」と呼ばれます。
⑤弁護人 被告人のために立証活動等を行って,被告人の主張が認められるように活動する人。
⑥検察官 法廷で被告人が犯罪を犯した事を証明するための活動を行う人。
⑦書記官 事件に関する記録などの作成,保管,また,裁判官の行う法令や判例の調査の補助をする人。
⑧速記官 法廷で裁判の当事者や商人などの発言を速記する人。
⑨廷吏(ていり) 法廷の秩序を維持するなど,裁判官の命じる事務を行う人。
以上です。今回は,法廷内の登場人物についてご案内いたしました。